2023.06.06
常設展を展示替えいたしました
<おすすめ作品>
オノサトトシノブ「シルク25」
丸・三角・四角からなる全てのものが集約する独自の世界を確立。
油絵以外にもシルクスクリーン版画を200点余残しました。
戦前、戦後と親友の瑛九とともに前衛美術の道を歩み続けた日本を代表する抽象画のパイオニアです。
「私は〈幻想〉を好まない。私の仕事にとって最も重要なことは、〈実存〉ということだ。
符号としての純粋物(色彩)を頭脳組織の打出す指示にしたがって、配列し、つみかさねることだ」(作家の言葉より)
この独自の思想によって生み出された作品は、作者の精神の結晶そのものであると言えるでしょう。
オノサトトシノブの他、アイオー、二階武宏、小林ドンゲなど、
初夏をイメージする作品を展示中です。